My Cherie Amour

何でか、どうなったのか、好きな人の事について書きたくなったので書いてみる。





私が見つけた私の好きな人とはカレコレ12年ほど一緒に暮らしているが、最近はナカナカ一緒に過ごす時間が無く歯がゆい思いをしている。

その人は特に美人というわけではないのだけれど、美しい人なのです。

私はその人に出会ってから10年とちょっとの間、その美しい所に惹かれているわけです。

有難いことに、その人は私のエゴや我儘なんかのネガティブな部分もひっくるめて私を受け入れてくれて、しかも一緒に居る事を喜んでくれている。

まま、お互い他に目が行っちゃう事も無きにしも非ずなんだけど...

その辺を含めて、その人は美しいのです。

これからもずっと、その人と一緒に居られたら。

できれば今よりずっと、ずっと、その人を幸せにする事が出来たなら、私の人生は成功と言えるかもしれません。

そんな訳で、私は先ず一つの幸せを手に入れたと思うのです。

この幸せがある日突然消え失せてしまう事もあり得るのだと想像するのだけれど、その人と自分の事を思うと、それもそれでいいじゃないかという気になってくるのだから不思議なのです。

その人を失うのは勿論辛いんだけど、その人との関係性が変わるだけの事で、今手にしているこの状態が永遠に続かないなんて事は百も承知な訳で、同じ時間を共有した事に変わりはないのです。

それが1秒1秒、現在から過去になっていくだけの事なのです。

そんな事をフッと思いついて記してみた。

また何年か何十年か経った頃に手紙として送ってみようと思う。