翡翠に似た石

みどり色の茄子ではないです。



去年の今頃、住む家を探していてアチラコチラの物件にお邪魔していた頃。

今から思えば、良くもあんなにアグレッシブに動いていたと自分で不思議になる。

そんな自分で不思議な程動き回っていた頃に気に入ってつけていたネックレス。

ネックレスなんてガラでも無いのだが、何故かその頃は何の疑いもなくその妙齢の女性が使いそうなそのネックレスを気に入って身に付けていたのです。

で、ある日、今の家を見つけて中を見せて頂いていた時、鎖と石を繋げている部分の細〜い所がポキッと折れて石がコロンコロンと玄関からキッチンの間の床に落ちたのです。

その時はその気も無いのに「あ〜ココにしろって事かなぁ..アハハハ〜」と不動産屋さんと笑って見て回ってすぐおいとました。

そんなネックレスが壊れた事などスッカリ忘れて結局はその家に住み付く事になったのだが、今から思えば何かのお告げだったかしらん??

なんて事を今さっき思い出した。


それは、今朝から急に寒くなってきたのでグレーのセーターを引っ張り出したからだ。

そのグレーのセーターに翡翠に似た石のみどり色が凄く合うと思っていたから。

あれ、拾って鞄に入れたはずなのに、どこ行っちゃったのか。

後で修理してまた使うつもりだったのに。

お役御免で自分の家に帰っちゃったのかな。

また私の事を思い出して遊びにきてはくれないか。

そうしたら暫くはまた帰れない事を知っているから来てくれないのかもしれない。

さて、あの石は何て名前の石だったのか。

綺麗な色してたなぁ...




どうも、私は何かが壊れる事に何か関連付けたがる癖があるようだ...